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2011-04-02

ばんえい記念 前夜

ばんえい記念の前日夜は、スタンド2Fにあるファンルームで「ばんえい記念前夜の集い」として、鈴木勝堤元騎手のばんえい記念予想トークショーと、今回の地震被災地に向けたチャリティーオークション。NPOとかち馬文化を支える会の一員として、つむじまるさんのご依頼により、少々お手伝いさせていただいた。

会場設営して、まずは出場騎手のインタビュービデオの放映。
続いて、勝堤さんのトークショー。ゆっくりとした口調なのでおとなしい方なのかと思っていたら豈図らんや、どっかんどっかん爆笑の渦。
「カネサブラックは2回はヒザを折ります」と断言してみたり、
どの馬かは伏せるが「あの馬は1円も買わね~」などと暴言を吐いてみたり。
ちなみに、予想の本命は義理の息子・鈴木恵介Jの乗るナリタボブサップだった。

同じくゲストのばんば生産者である佐々木啓文さんも負けてはいなかった。
ホクショウダイヤの話題になったときに「大口さんには先日泣かされましたが..」
一瞬の静寂の後、会場は大爆笑。
佐々木さんは3歳世代のトップホース・オイドンの生産者なのだ。
2歳3冠確実と言われていたイレネー記念で不覚をとり、主戦の大口Jのことをこのように言ったのだった。

続いては、浅野靖典さんの進行によるチャリティーオークション。
浅野さんは北海道市場などのセールで、本当のオークショニアとして活躍されている。
そのオークションの場の回し方は実に見事!
時には競り上がるように煽ってみたり、時には高騰しすぎないよう納めてみたり。
以前、GCHの番組「競馬ワンダラー」で見ていた人の仕事を間近に見られたのは嬉しかった。

そんなこんなして終了後に外を見てみると、本コース上にはこんな雪が積もっていた。
コースの雪
こんなに激しく舞っている。
雪が降る
あれ?なんだか1年前にも見た光景だ..。deja vu ..

シルクタロー 2010年度最終出走

ばんえい記念の前日3/26の第4レースに出資馬の我らがシルクタローが出走した。これが2010年度の最終出走、全国から集まってくるファンに配慮してくれたのだろうか、ばんえい記念の週に出走してくれた。一口馬主になって約1年、ようやく生観戦の機会が回ってきた!

シルクタロー@パドック
パドックを周回するタローちゃん。しっかり歩きなさいね。

シルクタロー@パドック
「なんかそとにいっぱいひとがいるなぁ」 パドックの外に顔を向けて見ているタローちゃん。

タローちゃんの一口馬主として近くで見学、そしてゴール地点から観戦できるのを友人Oさんが聞いてきてくれました。Oさんありがとうございました!

本コース
ゴール地点からスタート地点を眺めると、第二障害に隠されて向こう側は何も見えない。 かろうじて第一障害を登るときに頭がちょっと見える程度だった。そして…

一二障害中間
二障の下まで来ると顔が見える。写真一番右が5コースのタローちゃん。

シルクタロー@レース
砂煙の向こうから、タローちゃんがその勇姿を現す。

シルクタロー@レース
やっぱり人が多くいるエキサイティングゾーンの方を向いているなぁ。

シルクタロー ゴールイン
そしてゴールイン。結果は10頭立ての7着。でも今日は走ってくれたことで満足だ。「はひー、はひー」 タローちゃんは疲れた素振りを見せてみる。

シルクタロー 横顔
でもほんとは、けろっとしてるのよ~。すぐ近くで写真を撮らせていただいた。昨年夏頃は、馬インフルエンザやら口蹄疫やらで、個人協賛レースでも近くに寄るなんてトンデモネーという雰囲気だったが今はそうでもなくなっていた。

シルクタロー ばいばい
足取り軽く、厩舎へ戻っていくタローちゃん。厩務員さん、今後ともタローちゃんをよろしくお願いします。

今年度のシルクタローの成績は、21戦3勝2着2回、収得賞金344,000円。
6月のデビュー以降、大きな手術をした10月以外は月2~3走ペースで頑張って走ってくれた。来年度へ向けて、更なる成長を期待してます!

第43回ばんえい記念 回顧

カネサブラックが3度目の正直で大願成就、1番人気に応えてついに名実ともにばんえい競馬の頂点に立った。
過去2年、いずれも高重量戦が得意な馬の後塵を拝して涙を飲んできた。今回も最後の最後まで苦しめられながら、わずか2秒9差で戴冠を果たした。
抜群の安定感を持った馬という認識があり調べてみたところ、2007年夏の5歳時に挑戦したばんえいグランプリ以降、一度も掲示板を外していない。一流処でもコロッと大敗してしまうことのあるばんえい競馬においては驚きの成績である。

誘導馬ミルキー 誘導馬ミルキー お洒落させてもらってます

前日(3/26)の夜から振り出した雪は朝方まで続き、馬場水分は1.8%でスタートしたが、開催時間中の好天と少し強めの西からの風により、レースの際は0.9%まで下がってきていた。人気は「3強」と目されていたカネサブラック、ニシキダイジン、ナリタボブサップの順、それに、フクイズミ、トモエパワー、ホクショウダイヤと続く。

2011ばんえい記念スタート ばんえい記念 注目のスタート

第一障害 第一障害 手前がカネサブラック 真ん中がナリタボブサップ

スタートを切って第一障害は少々止まりつつも全馬が無難にクリア、障害間では何度も刻みながらホクショウダイヤとカネサブラックが引っ張る展開。ニシキダイジンが先頭で第二障害下までたどり着く。ほぼ横一線の中、最初に仕掛けたのはニシキダイジン。ジリジリと上げ、第二障害を最初に越える。その後を追うようにカネサブラックが続く。ナリタボブサップはじっくりと溜めるも一気には荷物を上げきれない。障害後の直線は、完全にカネサブラックとニシキダイジンの一騎打ちの様相、一方が止まれば他方が前に出るシーソーゲーム。最後はカネサブラックが辛くもしのぎ切った。

ばんえい記念ゴール 全馬無事にゴール

2011/03/27 第43回ばんえい記念 最終結果
1着 カネサブラック
2着 ニシキダイジン
3着 フクイズミ
4着 トモエパワー
5着 ナリタボブサップ
6着 ホクショウダイヤ
7着 ニシキユウ
8着 ヨコハマイサム
9着 アローファイター
10着 タケタカラニシキ

アベケンさん騎乗のタケタカラニシキがゴールした瞬間に拍手が沸き起こる。この拍手は勝ったカネサブラックと松田J他、全ての出走馬と騎手に対して贈られたもの。ばんえい記念の最高にいいところだ。

その他の馬も振り返ってみる。

フクイズミ@パドック パドックでのフクイズミ
3着のフクイズミ。いつもどおり後方で二障を越えたが、そこから末脚衰えず、しっかりと歩いて見せた。この馬のパフォーマンスは最大限に発揮できたように思う。

トモエパワー@パドック パドックでのトモエパワー
4着のトモエパワー、流石に年齢は重ねているものの、この舞台で底力を垣間見た。西謙Jは初出場だった昨年と違って落ち着いたレース運びを見せていた。もし、一昨年までに西謙Jがばんえい記念に出場経験があり、昨年3連覇中のこの馬に騎乗していたとしたら..と思わずにいられない。

ナリタボブサップ@パドック 恵介Jを乗せたボブ@パドック
前夜祭で鈴木勝堤元騎手が「一腰で行ければ勝てる、本命」と言っていたように、ナリタボブサップと鈴木恵介Jは、昨年同様の二障一腰にこだわりすぎてしまっただろう。きっと昨年が出来すぎだったのだ。

ホクショウダイヤ@パドック 大口Jとホクショウダイヤ@パドック
障害間や直線で一瞬いいところを見せたホクショウダイヤ。未だ重賞未勝利というのが驚きだ。2011年度こそ重賞制覇に期待。

今年もばんえい記念が終わってしまった。早くもまた来年が待ち遠しい。来年もまた仕事の調整をしっかりとつけなければ..。

最後に、本当におめでとう、カネサブラック!
カネサブラック 肩掛け

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