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ばんえい競馬 Archive

第48回ばんえい記念 予想

いよいよ今年もやって来たばんえい記念。
詳細な馬柱はNARサイトの公式情報を見ていただくとして、今年の出走馬は次の通り。

馬番 馬名 性齢 騎手
1 フクドリ セ10 安部憲
2 ホクショウユウキ 牡7 鈴木恵
3 オイドン 牡8 大口泰
4 ニュータカラコマ 牡8 藤野俊
5 トレジャーハンター 牡9 阿部武
6 フジダイビクトリー 牡8 松田道
7 ホリセンショウ 牡11 島津新
8 キタノタイショウ 牡10 大河和
9 コウシュハウンカイ 牡6 藤本匠
10 インフィニティー 牡10 尾瀬馨

1枠のフクドリは2年前に人気薄で2着激走、昨年は1番人気の支持を集めるも第二障害に苦労して6着。今年は夏場に3か月程度の長い休みがあったりして、ここまで順調に来ているとは言い難い。3走前の負担重量500kgのスピードレースに出したのは、何かのきっかけを求めてのものか。端コースでこの状況ではとても狙えるものではない。

2枠には7歳世代唯一の出走となるホクショウユウキ。今年の古馬重賞戦線ではなんとか掲示板の一角を占めているものの、強い馬がそろっている1つ上と1つ下の狭間世代となってしまっている感は否めない。とはいえ、4歳3冠達成をした実力馬でもあり、トップジョッキーの鈴木恵介Jに導かれどこまで頑張れるか。

3枠は、出走するのかどうか読めなかったオイドンが駒を進めてきた。強い8歳世代の3強の一角で、2歳時から世代重賞を5つも制してきた実力派。ただ、気ムラなスピードタイプで、一腰で障害を切れれば強いが上げきれないと脆い。1000kgの荷物では自分自身との厳しい戦いになりそう。

4枠は、8歳3強の1頭であるニュータカラコマ。6歳時の初出走で4着、昨年は2着とあと一歩のところまでやってきた。今年はここまで重賞未勝利と今一つ冴えない成績だったが、ここへきて3連勝と持ち直してきた。ばんえい記念5勝を誇る藤野J、2歳時からほとんどのレースで騎乗しているこの馬で、最高の栄誉を狙っていることだろう。

5枠のトレジャーハンターも2年連続の出走。今年度初めは条件クラスに降格したことにより連勝を重ねることができたが、特別戦では苦戦しているし、2013年11月のドリームエイジカップ勝利以降、重賞ではほとんどいいところを見せられていない。今年も好走を期待するのは酷か。

6枠には、8歳3強の最後の1頭フジダイビクトリー。3頭の中では最も遅く3歳の夏から頭角を現してきた。昨年のばんえい記念では第二障害を一抜けし、直線するすると脚を伸ばしたものの最後の最後で力尽き4着。とはいえ不利な大外10枠を考えると立派な成績だ。今年度は夏のBG1ばんえいグランプリを制し、いよいよ機は熟した感がする。

7枠は引退レースとなるホリセンショウ。2014年1月の帯広記念でブービー人気を覆す大激走を演じ、勢いに乗ってその年のばんえい記念は3着好走と穴馬券の立役者となった。その後の重賞戦線をではいいところが見られず、11歳という年齢を考えても、当時がピークだったとみるのが妥当だろう。

8枠には昨年の覇者キタノタイショウが、昨年と同じ枠に入った。服部調教師に初の栄冠をもたらせたこの馬、今年度はなかなかいいところを見せられなかったが、10月のBG2北見記念を制してからはそこそこ安定した成績を収めている。2歳、3歳、4歳、そして古馬の最高峰レースを全て制してきて、今回はディフェンディングチャンピオンとしての意地を見せたいところ。

9枠は、6歳で初出走となったコウシュハウンカイ。今年度の古馬重賞は、この馬とオレノココロと2頭の6歳勢で5つもの重賞を勝ち、年上世代たちを蹴散らしてきた。この馬の重賞勝ちは6月のBG3旭川記念だけだが2着は4回と常にいいところは見せている。明け6歳世代のばんえい記念制覇、この世代ならひょっとして..とも思ってしまう。

10枠は2年前の覇者インフィニティー。この馬もここが引退レースとなる。今年度は主戦が尾ケ瀬Jに変わり、重賞戦線ではほぼ3,4着という戦いぶり。前に行けて展開に左右されにくいのも安定感につながっているのだろう。過去の勝ち馬とは言っても、やはり大外枠の不利は大きく、好走しても入着までなのではないか。

以上を踏まえ、現時点での印、買い目は以下の通り。

◎6フジダイビクトリー
○4ニュータカラコマ
▲9コウシュハウンカイ
△8キタノタイショウ

3連単 計12点
6 → (4,9,8) → (4,9,8)
4 → (6,9) → (6,9,8)
9 → 6 → (4,8)
馬連押さえ 計3点
6-4,9,8

第47回 ばんえい記念 予想

今年もばんえい競馬の最大レース「ばんえい記念」の季節がやってきた。
既に出馬表も確定している。早速、出走馬の面々を見てみよう。

※詳細な馬柱はNARのサイトをご参照ください

馬番 馬名 性齢 騎手
1 インフィニティー 牡9 鈴木恵
2 ホッカイヒカル 牡11 阿部武
3 アオノレクサス 牡9 西謙一
4 ファーストスター 牡8 西将太
5 フクドリ セ9 安部憲
6 ニュータカラコマ 牡7 藤野俊
7 トレジャーハンター 牡8 浅田達
8 キタノタイショウ 牡9 大河和
9 ホリセンショウ 牡10 藤本匠
10 フジダイビクトリー 牡7 松田道

1枠は昨年に続く連覇を狙うインフィニティー。今シーズン前半はあまりいいところがなかったが、尾ヶ瀬Jに乗り替わった11/23のドリームエイジカップで今シーズンの重賞初勝利。その後、鈴木恵介Jに替わって着順は上位安定、前走3/07のオープン特別でも勝利と調子を上げてきた。しかし端枠の1番枠は厳しい。

2枠は11歳のホッカイヒカル。ばんえい記念の挑戦では2012年から4,4,8着と結果が出ていないが、今年に入ってからは前走こそ9着に沈んだものの1/02の帯広記念で最低人気を覆す2着など好走が続いている。これが引退レースとなるそうで、有終の美を飾れるか。

3枠は初挑戦となるアオノレクサス。真っ白な馬体で人気の彼だが古馬重賞の出走歴も多くなく、重い荷物では結果が出せていない。初コンビとなる西謙一Jで新味を出したいところ。

4枠はファーストスター。昨年7着以降、今シーズンは自己条件クラスで勝ち星はおろか2着も1回だけで重賞出走もなし。5歳時に世代重賞の天馬賞勝ちがあるが、流石にここは厳しいか。西将太Jにとって嬉しいばんえい記念初騎乗となる。若武者とのコンビ、今後の糧とすべくがんばって欲しい。

5枠は昨年2着であっと言わせたフクドリ。以前は軽量が得意なスピードキャラで鳴らしていたが、最近は高重量戦もこなせるようになり、今シーズンは10/26の北見記念で重賞初制覇、1/02の帯広記念で900kgでも勝利した。最近5走は大きい着順が続いているが、実績的には本命候補の一角だろう。セン馬が勝つと37回振りの記録となる。

6枠はニュータカラコマ。明け6歳だった昨年は2番人気に支持され見所十分の4着と好走。重賞では、人気で裏切り、忘れられた頃に人気薄で快走するパターンが多く、今回どの程度の人気となるのかに興味が沸く。2歳世代の最高峰イレネー記念勝ち馬はばんえい記念を勝てないジンクスを破ることができるか。手綱を取る藤野Jは史上最多に並ぶ6勝目がかかる。

7枠はトレジャーハンター。インフィニティーの1つ下の半弟にあたる。昨年の優勝騎手である浅田Jがインフィニティーを下ろされ今年度頻繁に乗るようになった弟での挑戦となった。奮起を期しているだろうが、初挑戦の馬で高重量戦での実績もなく厳しいと言わざるを得ない。

8枠はキタノタイショウ。初挑戦だった2013年は3着、1番人気に推された昨年は5着。2歳世代のイレネー記念、3歳世代のダービー、4歳世代の天馬賞と世代最高峰レースを全て制してきており、残すは古馬最高峰のタイトルのみ。実力は誰もが認めるところ。通算2,000勝が近づいてきた服部調教師にとって初となるばんえい記念勝利をこの馬で掴みたい。

9枠はホリセンショウ。昨年の帯広記念を人気薄で勝った後のばんえい記念初挑戦は3着に好走。今シーズンは条件特別を1つ勝っただけで重賞でも通用していない。今シーズンからばんえい競馬最多勝ジョッキーの藤本Jが乗っているが正直厳しそうだが、重い荷物をこなす下地はある。

10枠はフジダイビクトリー。ニュータカラコマ、オイドンと3頭で世代3強を形成し切磋琢磨してきた。第2障害を降りた後の爆発力はないものの、最後までしっかりと歩き続ける末脚は高重量戦で魅力がある。今シーズンはばんえいグランプリでBG1も制しているが、今回の大外枠は如何にも厳しい。また、今シーズン手綱を取ってきた西謙一Jからここ2走松田Jに乗り替わっているのも、あまりいい方へ出るように感じない。

以上の見立てより、今回の印は次のようにしたい。

◎6ニュータカラコマ
◯8キタノタイショウ
▲5フクドリ
△9ホリセンショウ

実際はオッズを見て人気の薄いところを狙いたいが、現状の買い目は以下の通りだ。

3連単 計12点
(6,8) → (6,8,5,9) → (6,8,5,9)
馬連押さえ 計6点
Box 6,8,5,9

第45回ばんえい記念 予想

今週末3/24の日曜日、ばんえい競馬の大一番、第45回ばんえい記念が帯広競馬場で行われる。
出走は17:15、中央の高松宮記念でスピード自慢達のレースの後には、ばんば達の究極の力比べにも注目してもらいたい。

出馬表はこちら。
詳細な馬柱はNARのサイトをご参照ください

馬番 馬名 性齢 騎手
1 カネサブラック 牡11 松田
2 アアモンドヤワラ 牡9 村上
3 ホッカイヒカル 牡9 阿部武
4 ナリタボブサップ 牡11 鈴木恵
5 ギンガリュウセイ セ9 藤野
6 キタノタイショウ 牡7 大河原
7 フクドリ セ7 工藤
8 ホクショウダイヤ 牡10 大口
9 シベチャタイガー 牡9 藤本
10 テンマデトドケ 牡6 長澤

1000kgを曳くばんえい記念は、とかく勝ったことがある馬か勝ったことのある騎手の経験がモノを言う。
過去の勝ち馬はカネサブラック1頭。
過去の勝ち騎手は、松田J(1勝)、鈴木恵J(1勝)、藤野J(5勝)、大河原J(1勝)、藤本J(2勝)。

2年前の覇者、現役最強馬の引退レース、◎カネサブラックに有終の美を飾ってもらおう。ここを勝てば重賞勝利が史上単独1位の通算21勝目。多くを語る必要はあるまい。
相手には◯キタノタイショウ。今シーズンの重賞は7月の北斗賞を勝った他は全て4着という珍記録。若駒の頃から高重量の重賞で一転活躍してきた馬だし、ここで巻き返しを期待したい。
カネサと同じく引退レースとなる▲ナリタボブサップも、ここまで古馬戦線を引っ張ってきた一頭。末の甘さは否めないが、過去に1000kgを一腰であげるなど障害力は抜群、なんとか最後の一華を。
高重量の重賞を今シーズン2つ勝っているギンガリュウセイも勝ち負けできる一頭、しかもばんえい記念5勝の藤野Jを配してきた。しかしカネサに続く人気になるであろう今回は妙味が薄く、馬券になったら諦めようw
一番応援したいのはホクショウダイヤ。牝馬が気になっちゃう馬だが、今年はその牝馬が未出走。とはいえ、高重量戦では文字通り荷が重いか。

◎1カネサブラック
◯6キタノタイショウ
▲4ナリタボブサップ

3連単 計4点
1 → (6,4) → (6,4)
(6,4) → 1 → (6,4)
馬連押さえ 計2点
1 – (6,4)

まぁ、当日、現地でパドックを見たら、気が変わる可能性あるけどな..。

ばんえい競馬超集中講座

10/29(月)、新橋のGate Jで行われた『ばんえい競馬超集中講座』でお手伝いさせていただいた。

待ち合わせ時間前にGate Jに着いて、先着していた旋丸さん、スガイさんとご挨拶。
うちの相方、矢野さん、斎藤さんと到着するのを待って、現地の中央競馬PRセンターの方に案内されて控え室としてご用意いただいた会議室へ。
しばらく雑談しつつ、お客様への配布物などの準備をしていると、そこへ見えたのが須黒さん。
いやーほんまかーわいーですねぇ♪♪

台本を元に流れの打ち合わせをしているうちに、もう開始10分前。
自分は一足先に1階会場へ行き、イベントで使う新聞コピー・抽選券・ばんえい関連パンフレットのセットをお客様へ配る。開始前の時点で約70弱ある席はほぼ満席。
今回のイベント、最終的には100人弱と、かなりたくさんのお客様にご来場いただいたようだ。

開演して出演のお三方が登場。
今回の出演は、進行の矢野さんと、ばんえい競馬に詳しい人代表として斎藤さん、そして、ばんえい競馬初心者代表の須黒さん。

まず、前日行われた中央のG1天皇賞(秋)の話題。
簡単にまとめてしまうと、デムーロが凄かったのと、かなり感動させてくれた、ということw

続いて、動画や映像を使って、ばんえい競馬の成り立ちや馬、馬装、コース、レースなどの説明。
矢野さんが話を振り、そこに須黒さんが感想を述べる。斎藤さんが拾ってちょっと詳しい説明。須黒さんは、初心者なら誰でも気になりそうな事を上手い具合に質問してくれた。
平地競馬は知っているベースがあり、かつ、ばんえいは初心者という人として、須黒さんはすごーく良かったように思う。控え室では細かな打ち合わせまではやっていないにも関わらず、このやりとりが凄くスムーズで、いいところを的確に捉えていた。

それから、今回の超集中講座のメイン、競馬新聞の読み方レクチャと、パドック映像を見てもらっての勝ち馬予想。
重馬場レースと軽馬場レースをひとつずつ。
会場のお客様も半数弱はばんえい競馬を見たことない方達で、まぁ、いきなりパドック見ても何をどう見ていいやら、何が何だかわからなかった事だろう。
何年も見ている自分だってわからんww

その後、来週行われるばんえい3歳3冠路線の第2戦・ばんえい菊花賞の登録馬と参考レースを見せてPR。
ネットで中継が見られることやオッズパークと楽天で馬券が買えることもしっかりとアピール。
最後にプレゼント抽選会。
NPOとかち馬文化を支える会で作っている商品を中心としたばんえい競馬グッズ、皆さん喜んでくださっただろうか。

終了後、居酒屋で打ち上げ。みなさん月曜から遅くまでお疲れさまでした!

ばんえい記念枠順決まる!

ばんえい競馬の最高峰、ばんえい記念(BG1)の枠順が確定した。
詳しくはNARのサイトをご覧あれ。

1枠1番 アアモンドヤワラ 牡8 小林長厩舎 1000kg 村上J
2枠2番 ニシキダイジン 牡11 村上厩舎 1000kg 鈴木恵J
3枠3番 ナリタボブサップ 牡10 槻舘厩舎 1000kg 安部憲J
4枠4番 ワタシハキレイズキ 牝6 皆川厩舎 980kg 山本J
5枠5番 ホクショウダイヤ 牡9 岡田厩舎 1000kg 藤野J
6枠6番 フクイズミ 牝11 松井厩舎 980kg 松田J
7枠7番 トモエパワー 牡12 西弘厩舎 1000kg 西謙J
8枠8番 アアモンドヤマト 牡6 小林長厩舎 1000kg 赤塚J
8枠9番 ホッカイヒカル 牡8 坂本厩舎 1000kg 阿部武J

当初出走予定していたカネサブラック、ギンガリュウセイ、エンジュオウカン、シベチャタイガーの4頭が疾病(コロナウィルスの影響によると思われる)のため回避。代わってワタシハキレイズキ、アアモンドヤワラ、アアモンドヤマトの3頭が出走となり、計9頭で争われることとなった。

応援したいホクショウダイヤは、これまで、隣に牝馬がいると気を取られて好走できないことが多かった。今回はなんと両隣が牝馬..。これは厳しいかなぁ。
ナリタボブサップ、フクイズミを含めた3頭に注目している。

ばんえい記念迫る

いよいよ年度末の大一番、ばんえい記念(BG1)が近づいてきた。今年も現地観戦を予定している。早速、今年の出走馬を見てみよう。

平成23年度 帯広市 第26回5日目 2012/03/25
第11R 第44回 農林水産大臣賞典ばんえい記念(BG1) 出走予定馬
カネサブラック 牡10
ニシキダイジン 牡11
フクイズミ 牝11
ナリタボブサップ 牡10
ギンガリュウセイ セ8
ホクショウダイヤ 牡9
トモエパワー 牡12
エンジュオウカン 牝11
ホッカイヒカル 牡8
シベチャタイガー 牡8
以上の10頭。ばんえい重量は、牡馬・セン馬が1,000kg、牝馬が980kg。

昨年の覇者であり現役最強の小さな巨人・カネサブラックに対して9頭が挑む構図。
2年前の覇者であり高重量戦に安定感のあるニシキダイジン。
屈指の末脚を持つ現役最強牝馬のフクイズミ。
そして、過去3連覇の実績を持ち、6年連続の出走となるトモエパワー。この3頭はこれが引退レースとなる。
その他も多士済々で、ナリタボブサップは昨シーズンまでカネサブラックのライバルとされていた馬。
重賞優勝馬の選抜戦であるチャンピオンカップで悲願の初重賞制覇(!)を遂げたホクショウダイヤ。ここまでのメンバが昨年の上位6頭。
今年ばんえい記念初出走となるのが4頭。ギンガリュウセイは北見記念で重賞初制覇し、前走のオープン特別を勝ってここに臨む。
牝馬限定重賞のヒロインズカップでフクイズミを破ったエンジュオウカンは船山蔵人Jと共に初挑戦となる。
「例によって最後方から」の競馬となりそうなホッカイヒカル。
そして条件馬からの唯一の出走シベチャタイガー。

本来なら絶対的な安定感で連覇濃厚なカネサブラックと、高重量戦と言えばのニシキダイジンなのだが、前走のチャンピオンカップでブービーとシンガリに敗れてしまった。特にカネサブラックはそれ以降ぱっとしない成績が続いている。

ここへ来て、波乱のにおいが漂ってきた。個人的には2頭の馬の逆転に期待したい。

1頭はナリタボブサップ。一昨年は1,000kgの荷物を曳いて、第二障害を一腰で乗り越えてしまったパワーの持ち主。昨年のばんえい記念以来8か月休養を経て、ここへ来て3連勝と持ち直してきている。流石に再度一腰でとは行かないだろうが、スムーズに障害を越えられれば楽しみ一杯。
もう1頭はホクショウダイヤ。昨年のばんえい記念でも第二障害を越えて見所のあるレースぷりを見せていた。高重量戦にあまり良績はないが末脚には定評がある。天候が悪化し、馬場が軽くなるようなら面白い。鞍上はばんえい記念を5勝している名手・藤野俊一Jだけに何かやってくれそうな雰囲気がある。

まだ枠順が発表されておらず、どのようなレース展開となるのか読めないが、いいレースを期待したい。

* * * *
ところで、今年の馬券発売金額と入場人員をまとめてみた。
sales_visitors_201203
NHKのドラマ「大地のファンファーレ」の効果か、日曜日の入場人員数が伸びてきている。しかし、比例して発売金額も伸びてはくれず、特に3/17(土)からの3日間は伸び悩んでしまった。3/18(日)の重賞・ポプラ賞(BG3)が2頭除外となって6頭立てとなってしまったように、厩舎地区全体に蔓延しているという熱発の影響で出走頭数が少なかったこともあるだろう。ちょっと寂しい数字となった。
最終週のばんえい記念の週は、多くの入場者に、できるだけたくさんの馬券を買ってもらえるようなレースとなってもらいたい。もちろん自分も現地にて、できるだけ多くのレースに馬券で参加するつもりだ。

ばんえい記念の日 あれこれ

2011年度のばんえい競馬も開幕して、年度最初の重賞・オッズパーク杯をばんえい記念馬カネサブラックが快勝したが、少し前を振り返る。

ばんえい記念の日、帯広競馬場へ入場してすぐ左側では、被災した相馬の馬たちへの義援金を募るべく、リッキーとミルキーも協力していた。ありがたいことに30万円を越える金額が集まったらしい。
周辺にいた友人達としゃべったり、ばんえい競馬の診療所の森田獣医に馬の歯のことなどを聞いてみたり、レースやパドックを見たりして行ったり来たりしているうちに、リッキーが厩舎へ帰る時間になった。そこで、いつも良くしていただいている服部調教師から思いもよらぬ一言
「乗ってみるかい?」
瞬間、何のことだかよくわからなかったのだが、手綱を持ってソリの横にいる先生の姿を見て、速攻ソリヘ飛び乗った!

リッキーのソリ
コンクリートの上をガリガリとソリを曳いて行くリッキー。こんな固い路面でソリを曳かせてしまって良いのだろうか、などと思ったが、ソリに乗れて大興奮。

リッキーのおしり
歩いているリッキーのお尻。ばん馬の真後ろからなんて、そうそう写真撮れないからね。

厩舎近くに着いてソリから降りると、Sさんから「何楽しんでるのぉ~~!?」とか、相方から「自分ばっかりずるいーー!!」などと言われたが、本当に楽しかった。
ソリの印象などを話しているうちに、服部先生が砂場の方にリッキーとソリを連れてきた。今度は相方に向かって乗ってみな、と。なんと手綱を相方の手に託して、服部先生は馬の横に着いて曳きだした。

リッキーのおしり
座って手綱を引く相方の後ろに立って乗ってみた。ソリは前後に揺れるので、立ったままでいるのは結構大変。脚を少し前後に開き、ふくらはぎの内側でソリの真ん中を挟んでおくとなんとかバランスが取れる。この状態でムチを振るったり、ジャンプしたり(一部の元騎手だ)、ダンスしたり(一部の元騎手だ)するなんて騎手の皆さんはやはりスゴイ。手綱を持っていることで上手くバランスが取れているのかな。

* * * *

この日のお昼はとかちむらの中にあるニーズファームにて。
とかちむら ニーズファーム

牛トロ丼
いただいたのは人気メニューの牛トロ丼セットを和風タレで。(洋風タレも選べる。) ひんやりした牛フレークにわさび醤油が上手く合って激ウマ! 相方が頼んだ特盛りシーザーサラダセットも、すごい野菜のボリュームで良かった。

* * * *

最後にちょっとレースの話題も。この日はオールスターキャストでレースが行われていたのだが、5Rの3歳牝馬トモエウンカイ、6Rの3歳牡馬オイドン、9Rの4歳牡馬ミスタートカチと世代トップと目されていた人気馬がころころと負けまくっていた。
そんな中、メイン前の10Rは5歳牡馬オープンのスターライト特別。750kgのトップハンデもなんのその、キタノタイショウが人気に応えて快勝した。デビュー以来、大河原Jが一度も手綱を他人に譲っていないこの馬、まだちょっと気が早いかもしれないが、来年(2012年)以降のばんえい記念への出走、好走を期待したい。
キタノタイショウ

ばんえい記念 当日の朝調教ツアー

前夜の集いに参加した後、昨年同様に同じ店へ呑みに行き、同じ席でビールをたらふく飲み、同じように酔っぱらい、同じようにホテルへ帰って崩れるように就寝。

ばんえいではおなじみの写真家・太田さんのお誘いで、朝調教ツアーに参加することになっていたため早朝5時に起床。寝ぼけ眼をこすりつつiPhoneでtwitterのタイムラインを追ってみると、なんと! ヴィクトワールピサがドバイワールドCを勝った! との知らせに、一気に目が覚める。ありがたいことに早々とYouTubeに動画を載せている人がいて、レースを見届けた後、着替えて外に出た。

帯広競馬場の厩舎入口に集まり、OPBMのM川常務らの先導で朝調教ツアーが開始。ヒートテックなど着込んでいたせいか、あまり寒くは感じなかった。でも後半、足先は冷えてきたので、次の機会には靴の中に入れるカイロを用意しておこう。

この日は、前夜からの雪のせいで運動に出ている馬が極端に少ないとのこと。もう少し遅い時間で雪が止み日が高くなればもっと出てくるらしいのだが、まぁそこは致し方ない。文句を言える筋合いではない。

朝調教
総勢30人ぐらいで厩舎地区へゾロゾロと入場すると、迎えてくれたのは一番手前にある厩舎そばの馬繋場につながれていたばん馬たち。おそらくは運動に出る前の待機中か、馬房の掃除中かで繋がれていたものと思われる。

朝調教
中には”のびー”ってする仔もいた。あなた若い仔かな?

矢崎厩舎
入口から少し奥に進むと調教用のソリがたくさん置かれているスペースに出る。そこの左手には映画「雪に願うこと」で使用された”矢崎厩舎”があった。

さらに奥に進んだところにある調教場所、しかし出ていた馬はわずか2、3頭。
本コース隣の調教コースで、障害練習している馬たちがいるということで、一行はそちらに向かった。

フクイズミ
そこで調教を受けていたのは、ばんえい記念へ出走する松井厩舎の精鋭3頭。まずは調教コースの障害の頂上で仁王立ちするフクイズミ。吐いた鼻息が白く曇っている。この後 坂を下った彼女はソリをつけられたまま調教コースに暫し放置、飽きてきたのか唇をパンパンさせて遊んでいた。

カネサブラック
そして現れたのは王者カネサブラック。ばんえい記念を勝つ当日朝の姿をとくと見よ。後ろから見ると、ケツの筋肉の割れっぷりがスゴイ。

ホクショウダイヤ
最後に(たぶん)ホクショウダイヤと松井先生。(左奥にいるのは放置中のフクイズミ) 「今日は見学が多いな~。プレッシャーに弱いんだよな~」などと言いながら障害を駆け上がっていった。この3頭とも松井先生が直々に調教していたようだ。大一番に向けて、最後は自分の責任で納得いくように、自らの手で調教をしたのかな?

ばんえい記念 前夜

ばんえい記念の前日夜は、スタンド2Fにあるファンルームで「ばんえい記念前夜の集い」として、鈴木勝堤元騎手のばんえい記念予想トークショーと、今回の地震被災地に向けたチャリティーオークション。NPOとかち馬文化を支える会の一員として、つむじまるさんのご依頼により、少々お手伝いさせていただいた。

会場設営して、まずは出場騎手のインタビュービデオの放映。
続いて、勝堤さんのトークショー。ゆっくりとした口調なのでおとなしい方なのかと思っていたら豈図らんや、どっかんどっかん爆笑の渦。
「カネサブラックは2回はヒザを折ります」と断言してみたり、
どの馬かは伏せるが「あの馬は1円も買わね~」などと暴言を吐いてみたり。
ちなみに、予想の本命は義理の息子・鈴木恵介Jの乗るナリタボブサップだった。

同じくゲストのばんば生産者である佐々木啓文さんも負けてはいなかった。
ホクショウダイヤの話題になったときに「大口さんには先日泣かされましたが..」
一瞬の静寂の後、会場は大爆笑。
佐々木さんは3歳世代のトップホース・オイドンの生産者なのだ。
2歳3冠確実と言われていたイレネー記念で不覚をとり、主戦の大口Jのことをこのように言ったのだった。

続いては、浅野靖典さんの進行によるチャリティーオークション。
浅野さんは北海道市場などのセールで、本当のオークショニアとして活躍されている。
そのオークションの場の回し方は実に見事!
時には競り上がるように煽ってみたり、時には高騰しすぎないよう納めてみたり。
以前、GCHの番組「競馬ワンダラー」で見ていた人の仕事を間近に見られたのは嬉しかった。

そんなこんなして終了後に外を見てみると、本コース上にはこんな雪が積もっていた。
コースの雪
こんなに激しく舞っている。
雪が降る
あれ?なんだか1年前にも見た光景だ..。deja vu ..

シルクタロー 2010年度最終出走

ばんえい記念の前日3/26の第4レースに出資馬の我らがシルクタローが出走した。これが2010年度の最終出走、全国から集まってくるファンに配慮してくれたのだろうか、ばんえい記念の週に出走してくれた。一口馬主になって約1年、ようやく生観戦の機会が回ってきた!

シルクタロー@パドック
パドックを周回するタローちゃん。しっかり歩きなさいね。

シルクタロー@パドック
「なんかそとにいっぱいひとがいるなぁ」 パドックの外に顔を向けて見ているタローちゃん。

タローちゃんの一口馬主として近くで見学、そしてゴール地点から観戦できるのを友人Oさんが聞いてきてくれました。Oさんありがとうございました!

本コース
ゴール地点からスタート地点を眺めると、第二障害に隠されて向こう側は何も見えない。 かろうじて第一障害を登るときに頭がちょっと見える程度だった。そして…

一二障害中間
二障の下まで来ると顔が見える。写真一番右が5コースのタローちゃん。

シルクタロー@レース
砂煙の向こうから、タローちゃんがその勇姿を現す。

シルクタロー@レース
やっぱり人が多くいるエキサイティングゾーンの方を向いているなぁ。

シルクタロー ゴールイン
そしてゴールイン。結果は10頭立ての7着。でも今日は走ってくれたことで満足だ。「はひー、はひー」 タローちゃんは疲れた素振りを見せてみる。

シルクタロー 横顔
でもほんとは、けろっとしてるのよ~。すぐ近くで写真を撮らせていただいた。昨年夏頃は、馬インフルエンザやら口蹄疫やらで、個人協賛レースでも近くに寄るなんてトンデモネーという雰囲気だったが今はそうでもなくなっていた。

シルクタロー ばいばい
足取り軽く、厩舎へ戻っていくタローちゃん。厩務員さん、今後ともタローちゃんをよろしくお願いします。

今年度のシルクタローの成績は、21戦3勝2着2回、収得賞金344,000円。
6月のデビュー以降、大きな手術をした10月以外は月2~3走ペースで頑張って走ってくれた。来年度へ向けて、更なる成長を期待してます!

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